「Prélude Enterprise(プレリュード・エンタープライズ)」のリスク管理システムが機能拡充 リスク管理の高度化・精緻化で収益拡大に貢献
~シミュレーションの精緻化、業界初のVaR検定機能など
金融商品のリスク要因を顕在化させる機能が強化~
株式会社ティージーアイ・フィナンシャル・ソリューションズ
金融市場系ソリューションを提供する株式会社ティージーアイ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:竹腰 秀則、以下TGIFS)は、TGIFSの市場系統合ソリューション「Prélude Enterprise(プレリュード・エンタープライズ)」のリスク管理システムが機能拡充したことを発表いたします。
「Prélude Enterprise」は、デリバティブ、有価証券、資金、為替取引のクロスアセット管理と各アセットの市場リスクを計測・統合管理し、金融市場系業務の最適化と高度なリスク管理を実現するソリューションです。今回機能拡充したのは、市場リスクの計測・分析を行う「Prélude Enterprise」のリスク管理システムです。
従来より「Prélude Enterprise」リスク管理システムは、TGIFSで自社開発した評価ロジックを用いた透明性の高い市場リスクの計測管理機能を備えていましたが、金融機関のリスク管理の高度化に対するニーズの高まりを受けて、リスク管理システムを機能拡充いたしました。この度、より精緻に金融商品が内包するリスクを顕在化させる機能を追加することで、市場リスクを管理するだけでなく、市場系取引における収益の拡大を支援することを目的に、投資に対するリスク・リターン分析をあらゆる角度から行うシミュレーション機能や、バリューアットリスク(VaR) (*1)計測値の検証機能などを新たに実装いたしました。
従来の、分散共分散法とヒストリカル法によるVaR計算及び、バックテストによるリスク管理機能に加えて、今回拡充されたリスク管理機能は以下の通りです。
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■ 豊富なシミュレーション機能により様々な角度からリスク・リターンを分析
マーケットシナリオ(*2)、ポジション(持高)シナリオを変化させてVaR、損益を計算する事が可能です。この機能により、ストレステスト(*3)、VaRの要因分析、将来のリスク・リターン予測を行う事が可能です。
設定可能なシナリオは以下の通りです。
<マーケットシナリオ>
・過去の任意の指定日、またはユーザー作成のマーケットシナリオを使用
・金利変動(パラレルシフト、スティープ)のシナリオを自動生成
・VaR計算に必要なボラティリティ、相関係数についても、過去の任意の指定日、または期間指定での最大値/最小値を使用
<ポジション(持高)シナリオ>
・ポートフォリオに含まれる全銘柄に対し、増減割合を指定する事によりポジションの変動を設定
・保有銘柄に対する、個別銘柄の売買シナリオ設定
・デリバティブ商品の中途解約、仮想取引を含めたシナリオ設定
■ 市場リスクの計測結果を要因分析
VaR計算に対し、同じ観測期間の実損益分布との比較検証を行い、結果をグラフ化して提供します。これにより、VaR計測モデルの分析をサポートする事が可能となり、リスク計測の高度化が可能になりました。このVaR検定機能は市場系統合ソリューションとして初の実装となります。(備考1)
※VaR検定機能では、1標本t検定、Wilcoxonの順位和検定、二種類の検定手法を用意しています。
■住宅ローン債権担保証券(RMBS)への対応
期限前償還を考慮した住宅ローン債権担保証券(RMBS)の評価が可能です。期限前償還予測モデルには、PSJ(標準期限前償還)モデル、PSA(標準繰上償還)モデルを用意し、モデルの係数や各銘柄のファクター(当初の残高に対する現在(予定)残高の割合)を設定する事により、期限前償還を考慮したキャッシュフローを作成します。
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TGIFSは金融商品のリスクを精緻に計量し管理するだけでなく、様々な角度から金融商品が内包するリスクを顕在化させることで、市場取引におけるリスクを最小化し収益を最大化させる戦略的なリスク管理の実現を支援しています。今後も機関投資家の市場リスク管理の向上に向けて「Prélude Enterprise」を進化させてまいります。
TGIFSの「Prélude Enterprise」はこれまで、百五銀行をはじめとした金融機関に導入しております。TGIFSは今後も金融市場系ソリューションのリーディング・カンパニーとして、当分野における金融機関の支援をしてまいります。
「Prélude Enterprise」は、TGIFS独自のアプリケーション・フレームワーク「Prélude」(*4)により自社開発された日本発の金融市場系統合ソリューションです。様々な角度から金融商品が内包するリスクを顕在化させることで、市場取引におけるリスクを最小化し収益の確保を支援します。デリバティブ、有価証券、資金、為替取引のクロスアセット管理と各アセットの市場リスクを統合管理し、フロントオフィスの取引入力からバックオフィスの勘定データ生成まで一連の業務を全てカバーします。リスク計算ロジック部分もTGIFSの自社開発であり、ユーザーへの極め細やかな情報開示が可能です。日本発の市場系システムとして、国内マーケット固有の処理はもとより、BISⅡをはじめ、国内における最新の金融制度、ガイドラインに迅速に対応しています。
備考1:VaR検定機能が提供する損益の分布グラフ図
*1 バリューアットリスク(VaR):
- 現在保有している資産が絶対金額としてどの程度、損失する可能性があるのか過去の価格推移をもとに統計的に測定する指標として用いられる試算。
- *2 マーケットシナリオ:
- マーケットの状況により変動する金利、為替、株式インデックスやボラティリティ(特定銘柄の変動率)を用いたシナリオ。これらを変動させ投資対効果のシミュレーションを行う。
- *3 ストレステスト:
- 市場環境が大幅に変動した場合を想定し、損失の程度を検証するテスト。
- *4 Prélude:
- TGIFSが独自に開発したMicrosoft®.NET Framework(*5)ベースのオープンフレームワーク。金融機関における各業務分野に関するノウハウを集成したライブラリ群と、システム化に必要な機能コンポーネント群をもち、これらを組み合わせることで最適なシステムを構築することが可能です。
- *5 Microsoft®.NET Framework:
- WebアプリケーションやXML Webサービスを含む各種アプリケーション構築及び実行基盤。
株式会社ティージーアイ・フィナンシャル・ソリューションズについて (http://www.tgifs.co.jp/)
ティージーアイ・フィナンシャル・ソリューションズは、東京ガス株式会社の100%出資子会社であるティージー情報ネットワークより2008年4月に分社し、設立されました。1998年よりガスの燃焼解析や宇宙工学など自然科学分野で培った高度なテクノロジー技術を金融工学に応用し、自社開発した金融市場系統合ソリューション「Prélude Enterprise」や「Prélude」をベースにしたシステム開発・コンサルティングを行っています。弊社ソリューションはこれまでに財務省、政府系金融機関、大手信託銀行、地方銀行、大手証券会社をはじめとした金融機関において導入実績があります。
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- 本件に関する報道機関からのお問合せ先:
- 株式会社ティージーアイ・フィナンシャル・ソリューションズ
- 業務推進部 榎本/山田
- TEL: 03-6860-3200 e-mail: pr@tgifs.co.jp
- 本件に関するお客様からのお問合せ先:
- 株式会社ティージーアイ・フィナンシャル・ソリューションズ
- Preludeビジネス部 赤廣(アコウ)/市川
- TEL: 03-6860-3205 e-mail: sales@tgifs.co.jp









